恋もスポーツもベイビーなステップでどうぞ

女を泣かせる男はいかん。いかんのだよ。例えどんなことがあったとしても、男にとって女性を泣かせるのは大罪です。ただ、それでも泣かせてしまった場合はこう言いましょう。



生涯、茂野吾郎とバッテリーを組んでくれ


甘ぁーい!!!甘いよ、吾郎さぁーん!!!ちょっと鼻をちょんってしているのがミソですね。いや、それにしても最近のMAJORはいい。素晴らしすぎる。ちょっとかと思いきや、今度はクサイ台詞ですからね。読んでてニヤニヤしてしまいました。初めからこの路線でも良かったんじゃないですか??もうこの作品はメジャーとの戦いではなく、清水との戦いです。まぁ、まずはやることはやれよ。




サンデーでは吾郎が清水を泣かせていましたが、マガジンでも女性を泣かせる男が一人・・・。その名は丸尾栄一郎。尾田じゃありませんよ?尾田栄一郎はジャンプで読者を泣かせる男です。マガジンの栄一郎はテニスをやっています。まぁ、無駄話でも度々取り上げているベイビーステップの話なわけですが、ついにエーちゃんがアメリカを発つ日が来ました。



さよならアメリカ


自分の夢を叶える為にやってきたアメリカ。世界基準のテニスを知り、日本の最高峰を味わい、自分のテニスを見つけたエーちゃん。かなりレベルアップしました。特に池君と戦えたのは大きかったですね。全然通用はしませんでしたが、目標としては大きい方がいいですよ。ナツの奪い合い(?)にまで発展する可能性もありますが、それはそれで楽しみです。
また、アメリカで出会った面々との出会いもエーちゃんを一回り大きくしたような気がします。最後までお世話してくれたアツシ。エーちゃんの努力を理解してくれていたクリシュナ(←何で集合写真でクリシュナが真ん中なんだろうね)。最後までエーちゃんのレベルアップを手助け(?)してくれたアレックス。そして・・・マーシャ。



泣くなよ・・・・マーシャ



飛行機の中で皆からのメッセージを読むエーちゃん。俺はこのメッセージ、特にアレックスのメッセージに感動を覚えました。それは全て、俺が以前書いたベイビーステップのレビューにあるわけですが・・・。是非ともベイビー好きの人には意見を聞きたいので、置いておきます→「ベイビ−ステップという歩幅」http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20090207/p1




Baby steps to Giant strides


この漫画の最大の特徴は「エーちゃんの着実な成長」あります。最初はベイビー(赤ちゃん)のステップ(歩幅)ではありますが、赤ちゃんの成長と同じ様に少しずつでも大きくなっていくわけです。それをハッキリと言い表したことがこれまで一度も無かっただけに、こうやって言葉として出てきたことがとても嬉しかったです。また、エーちゃん自信が気付いたわけではなく、周りからそう見えたということ、周りからそうやって評価されたことが実に素晴らしい。読んでて嬉しくなりました。




アメリカで成長したベイビーステップのエーちゃん。マーシャを泣かせはしましたが、ちょっとは大人になったような気がします。ただ、エーちゃんにとってはこれからが勝負です。アメリカで身につけた理性と本能の切り替えを武器に、日本一を獲るために頑張ってもらいたいですね。立ちはだかる壁をどんどん乗り越えていけ!!エーちゃん。











エーちゃん(本能)「ナッちゃん、俺とベイビーを作るステップやってみない?」
ベイビーステップ面白いよ!!!