おもむろにまじかるストロベリィの最終巻に色々と思う

まじかるストロベリィ 10 (ジェッツコミックス)

まじかるストロベリィ 10 (ジェッツコミックス)

雑誌終了時のレビュ→

啓蒙的にレビュ→

ついに終わってしまいましたね。雑誌で終了した時も悲しかったですが、単行本が出てようやく実感が湧いてきました。1話目から好きで最終話まで追いかけられて良かったです。それも2ケタ巻数で5年ともなれば・・・。こういうことができるのは漫画読みとしてはなかなか嬉しい話ですよ。


それにしても・・・・絶対にアニメ化できると信じてたんですけどね。この漫画にある癒しが今の世の中には足りない!とか思ってました。さすがに連載終了してしまってからではアニメ化は難しいかもしれませんね。


主人公の光太にはいちこ、ヒロインのヒナちゃんにはニコがそれぞれ妖精としてやって来ました。太刀花先生の娘さんであるさえも妖精ではないかと思わせるような描写がチラホラとありました。さえについては太刀花先生が元妖精だったようですが。また、マエボーにはスジコ、まりものところにはロクタ。後日談として鉢屋なのかが登場。
ここまでくると分かりやすいのですが、
1→いちこ
2→ニコ
3→さえ
4→スージー
5→イツキ・ヒロシ(宇宙人)
6→ロクタ
7&8→鉢屋なのか

・・・となるわけです。で、さらに言うと元妖精の太刀花先生の下の名前は玲花なんですよね。最後の最後で太刀花先生が0であるというのを持ってきたあたり、まつもと先生も考えてるなぁと思いました。


後日談としては幸せそうな面々が出てくるわけですが、いちことニコの仲についてどうなったのかだけ知りたかったですね。むしろさえとニコ、いちこと太陽という流れもある・・・のかなぁ。あと後日談の中では、キミーの名前がお店の名前になってたという話が結構好きでした。レビュでも書きましたが、本当にこの漫画は愛で溢れてるんよ。



色々と気になることはありますが、一番はヒナちゃんの胸の感触がいかほどだったのかを光太に聞いてみたい。



10巻を通して愛が溢れるいい漫画だったわけですが、唯一変わったのはまつもと先生の絵柄かなぁ・・・。1巻の頃は本当に可愛い絵を描いていましたが、10巻では何というか・・・上手いと思います。もちろん1巻時点でも良かったんですが、その上をいく慣れた上手さが出ています。
あー、早くまつもと先生の次の作品が読みたい。きっとまた面白いと思うんだけど、2回目も当てるのって結構難しいんだろうなぁ。アニマルで2回目に苦労している人多いしね。ただ、それでもまつもと先生なら大丈夫だと思わされるのは、1巻から10巻まで一貫して変わらぬ面白さを提供してきた強さにあると思います。期待してます。