「面白い漫画」と「名作」について

某氏が巻き起こした「漫画は面白くない論争」についてです。
多くの人が某氏の考えを憂い(?)、哀れみ(?)、その結果ブックマークには紹介された漫画がズラリ。
それらを見てみると、確かに面白い漫画だらけです。さすがは漫画好きの皆さん。
どこかにまとめられているので探してください。
このブログでも去年、一昨年と面白い漫画を紹介してくださいという企画をやりました。
http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20080610/p1http://d.hatena.ne.jp/toldo13/20070706/p1
この企画でもそうでしたが、こういう紹介ものを見ると癒されますよね。



他人が紹介してくれた漫画で面白くないものなんてない!!!
・・・と勝手に思っています。


「面白い」の敷居をまた極端に下げたなぁ・・・と思われるかもしれません。
ただ、よっぽどのことがない限り、面白くない漫画なんてありません。ないんですよ・・・・滅多には。
漫画はいいもの探しだと常々考えております。
漫画の中にある楽しさ、感動、悲しみ・・・等々を読みながら見つけていくのがトルド流の読み方なわけで。
面白くない漫画があるとすれば、味読な状態なだけ、その漫画が存在していることに気付いてないだけなんですよ。
だからこそ、年に1回ないしちょくちょく漫画を紹介してもらってます。
未読の漫画を探し、読み出した漫画のいいところを探す。
この作業こそが漫画読みとしての自分を確立してくれたものと思っています。



ただし、オールジャンルいけるよ!!どんな絵柄でも読めるよ!!という人間だからこその考えかもしれません。
あまり漫画に慣れ親しんでいない人からすれば、好きなジャンル、嫌いなジャンルがあるわけで。
そこで他人との間に「面白い漫画」の壁が出来上がっている気がします。
なので、この話自体は一般論ではなく、あくまで俺の主観だと思ってください。




でまぁ、週刊雑誌や月刊雑誌も色々読んでおり、このブログでは感想を書いています。
その中で面白くない・・・という直接表現は避けているものの、「イマイチ」のような言葉が出てきます。
上で言っていることとやっていることが違うやないか!!!と思われるかもしれません。
これについては誤解を生みたくないのですが、あくまで「面白い漫画だ!」として読むのはコミックのみです。


どんな漫画であっても、単行本はどうしても面白く感じてしまうんですよ。
多分ですが、細切れで読むよりもストーリーが分かりやすく、物語として楽しめるからだと思うんですよね。
某頭文字がDな漫画なんて雑誌で読むのと単行本で読むのは天と地の差があるような感じです。



だからこそあえて言いたい。
雑誌媒体で読んでも、単行本媒体で読んでも面白い漫画こそ「名作」だろ!!
あー、また名作の敷居を低くしたな・・・・。
例えばワンピースなんてのは名作の部類に確実に入っていると思います。
それはジャンプで毎週楽しく読んでいることからも理解してもらえるはず。
雑誌でものすごく面白いと思わされ、且つ、単行本を買うわけですから相当面白いわけで。
惰性で買っているものも多少はありますが、大方外れではないと思っています。
まぁ、「面白い漫画」の定義が人それぞれなので「名作」という大それたものの定義が一般化できるわけないんですけどね・・・。あくまでトルド13の勝手な定義なのですよ。


さらに言うと、雑誌未読であっても、単行本を読んで「名作」だ・・・と感じるものもあるわけで。
そういう漫画については雑誌で読んでも面白く読めるはずだと勝手に思っています。
現在読んでいる雑誌数を増やすことはかなわんのですよ・・・。時間的に・・・ね。
そう考えると乱暴なエントリだったような気がしてきました。




簡潔にまとめると、漫画は「未読」と「面白い漫画」の2種類に分かれています。(←どうしようもない漫画は除く
「面白い漫画」の中で、雑誌発売を毎号楽しみにさせてくれる漫画が「名作」。
「名作」の中でも後世に残したいなと思わせてくれるのが「傑作」です。




異論のある人が大勢いることは分かっています。まぁ、そういう人は戯言だと思って忘れてください。
逆に、こんな話に対して「それは違う。これこそが正しいのだ!!」とか言ってくる人もどうかと思うけど。
もちろん「自分はこうだよ!!」と言ってくれることについてはウェルカムです。
↑自分の正義を押し付けてこないでね、紹介はいいよというお話です。




まぁ、また紹介してくださいという企画がこのブログで大々的にあった場合は、是非とも参加してくださいね。
楽しみにしてます。なお企画外であっても、いつでも漫画の紹介を受け付けてますので。
こんなことが書けるのは自分のブログの規模のおかげですよ。知る人ぞ知るブログで十分です。