四季賞

月刊アフタヌーン四季賞

四季大賞:夢、平松歓之介
四季賞クシナダの嫁入り、文月悠
谷口ジロ−特別賞:モンタナレコード2号店絶賛営業中、佐田茂輝

ポータブル版になって1、2を争うくらいイマイチでした。
というわけで、いつもの個別感想は特になしです。


ちなみに谷口ジロー先生の選評ですが、
大賞に対しては「ちょっと読みづらい絵だが、不思議な雰囲気がある」
四季賞では「ネームやキャラ、気負わない絵はいい。あとは絵と構成力を修正をしていけば読みやすくなる」
特別賞には「絵の雑さを今後の課題にして欲しい」
基本的に絵に対しての注文が多かったです。俺もそう思いました。


漫画賞というのは、応募している雑誌の色が出ると思います。
ファンタジーが多めだったり、萌え絵だったり、コマ割が似てたり・・・・。
なので、この四季賞もかなりアフタの雰囲気を大切にしていると思います。(勝手な意見かもしれませんが


今回の作品は全体的にアフタの雰囲気を持ってはいましたが、
絵の技術やストーリーの面白さが足りなかったような気がしました。
アフタとしての雰囲気は確かに大切ですが、できれば面白さまで追求した作品が選ばれてほしいですね〜。



とはいえ、四季賞に選ばれる作品たちですから、面白いには面白かったですよ。
まぁ、これまでの四季賞に比べれば・・・というお話です。
雰囲気と面白さ・・・どちらも取れればいいんですが、
俺としてはアフタの雰囲気じゃなくてもいいから面白さを追求してもらいたいです。


この四季大賞はかなり面白い作品が出てくるので3ヶ月に1回ながらも楽しみにしています。
毎月アフタを購入しているわけですが、何か毎号四季賞があるような気がするほどペースが早いんですよね。
四季と銘打っていることもありますが、本当は年3回くらいがちょうどいいかもね。
あ〜・・・・、でも描く人はどう思ってるんだろうか。