簡易感想

学園革命伝ミツルギ 5 (CR COMICS)

何でこんな漫画が５巻まで・・・・。
このハイテンションとローテンションの差を楽しめない人は絶対に読めない漫画ですね。
読者を無視した展開ばかりですが、そこがいい！！(←俺はそちら側の人間
そしてどこが面白いのかと聞かれれば、それは知らないとしか答えられない！！
一度読むだけでお腹いっぱい。二度目にはもう頭が働かなくなること必死です。
ちなみに５巻で一番面白かったのは、やはり獅子舞ですかね。以前出てきたときから耐えられない。

金剛番長 1 (少年サンデーコミックス)

サンデーで初登場からぶっ飛ばしてる作品。ここまでデカイ作品はサンデーでも久しぶりだと思います。
まぁ、異色な感は否めませんがね・・・。
とりあえず、帯文の「叩きつけろ、生俺！！」というフレーズを考えた人は天才です。
「生俺」なんて言葉浮かびませんよ。しかもそのフレーズが金剛番長にあってますし・・・。
とにかく主人公の金剛番長が規格外すぎます。車を担いだり、日本刀を折ったり。
サンデーの中でこれを読んでいないのは損だと思います。生俺を叩きつけられてみるのもいいですよ。
あと、２巻以降も多くの番長が出てきますが、一番好きな敵の番長は１巻にも出ている居合い番長です。
実は結構かっこいいんですよね。まぁ、その居合い番長を圧倒した金剛番長もすごいですが・・・。
ところで、金剛番長はどうやってあの髪型をつくっているんだろうか・・・？

3月のライオン (1) (ジェッツコミックス)

この漫画は面白い。まさかアニマル誌上でこんな作品を羽海野先生が描くとは思ってもいなかったわけで。
一度通して読んでみると、色々と発見することが多い作品です。
周りに不幸しか漂っていない主人公の桐山くんの暗と、
それを包むようなあかりたち三姉妹の明がとてもはっきりしていて読みやすいです。
とはいえ、桐山くんの暗が深い深い。
実の両親と妹を無くし、新しい家でも居場所をなくした桐山くん。１Ｐ目の香子の言葉が重いです。
よく考えると実の父親の弟夫婦がまだ出てきてないのがちょっと怖いですよね。
落ち込みすぎないことを祈ります。
そういえば、むっちり王子こと二海堂くんのモデルが村山聖だというのは何となく分かりました。
とても似ていますよね〜。色んな意味で。
じゃあ桐山くんは羽生さん？と疑ってしまいますが、ちょっと違うかも。
とにかく、面白い漫画です。羽海野作品の静と動の使い分けが将棋のそれと同じようにリンクしてていいです。
まぁ、一番面白かったのがあかりの服のトーンがよつ○とのとーちゃんが穿いてるパンツと同じだったことですが。

琴子の道 2 (ヤングチャンピオンコミックス)

研究室で読んでいたら先生がこれを少女マンガと勘違いしていました。
ただの萌え系作者の漫画なだけなんですけどね。一般人には区別がつかないようです。
こういっちゃ何だけど、最後の無理矢理感はいったい・・・。打ち切りだったらしいので仕方がないと思いますが。
１巻の無茶苦茶な展開を引きずりつつ、２巻でも無茶苦茶でしたな。
まぁ、それでも琴子が幸せになってよかったです。というか、それ以外読むとこないよね。

C.M.B.森羅博物館の事件目録(7) (講談社コミックス月刊マガジン)

話が４つも読めてお得な感じでした。さすがは月刊。逆に考えると毎月大変ですねぇ〜。
そういえば前巻はＱ.Ｅ.Ｄ.とのコラボでしたっけね。あれは読み応えがありました。
ところで、加藤作品は３つあります。Ｑ.Ｅ.Ｄ.が数学的な話で、ロケットマンは冒険モノ。
この漫画はできるだけ博物館という視点で差別かしてもらいたいと思ってたりするわけで。
７巻収録の内、先の３話はそういったところが薄かったですが、最後のザ・タークはとてもよかったです。
こういった話が増えると嬉しいなぁ〜と思いつつ、毎月考えている加藤先生のことを考えると強く言えません。
ただ、コラボはコラボで面白かった分、Ｃ.Ｍ.Ｂ.という作品らしさを出してほしいのも事実。
まぁ、物知り博士という意味では今のままで十分なんでしょうがね。
とりあえず、森羅に群がるバッタがキモかったです。

Q.E.D.証明終了(29) (講談社コミックス月刊マガジン)

気がつくと２９巻です。もう少しで３０巻ですか・・・。
まぁ、ＧＲＥＡＴはこの漫画でほぼもっているといっても過言じゃないので、まだまだ頑張ってください。
しかし、まさか漫画にまで出てくるとは思ってもいませんでした。
帯にコーヒーカップの話が出ていた時点で怪しいとは思っていたんですよね。
実はこの位相幾何に関する研究をウチの研究室でもやっているんですよ。ただ、俺はしていませんが・・・。
というわけで、位相幾何学の観点ではコーヒーカップとドーナツは同じものというのは知っていましたよ。
さすがにポアンカレ予想は半分くらいイミフでしたが・・・。
というか、ポアンカレ予想の話についていけた奴っているのか？？さすがはＱ.Ｅ.Ｄ.といったところでしょうか。
エレファントの話は締め方もキレイでとてもよかったです。
動機とアリバイはそれなりに面白かったですが、やはり先の話のインパクトが強すぎましたかね。
とりあえず、アニメ化しないかなぁ〜と改めて思いました。