感想

週刊少年マガジン

スマッシュ!(6) (講談社コミックス)

スマッシュ!(6) (講談社コミックス)

5巻は完全に吉川&塩田の漫画でしたが、6巻は色々ありすぎて感想が書きづらいです。
ちなみに、インターハイ終了、大和&ハル襲来、亜南と美和の微妙な関係、さよなら優飛の4本立て。

団体戦は優勝、ダブルスも美都&吉川で優勝、シングルスも美都が優勝。全部持っていきました。
まぁその分、美都は彼女を持っていくことができませんでしたがね。
逆に考えると、その逆境をバネにしたとも考えられるか・・・。


あと、吉川と美都のダブルスに関する過去の話にジーンときましたね。
「信じてたよ吉川」「3年間楽しかった」という美都の言葉がなんとも・・・。
団体戦はチームで勝ち取るものですが、
ダブルスのような2人の絆が重要な試合だからこそより感動してしまいます。


実はシングルでは優飛が優勝しているんですよ。
しかもダブルスの男子決勝で美都たちと戦ったのは大和&ハル。(シングルスは沢本がいたりしますが)
こうなってくると焦るのはもちろん翔太。
どんどん離されているという感覚に陥っていましたね。
本来なら実力もあり、どんどん伸びている途中でのケガだっただけにこの結果はもどかしいでしょう。
しかし、それをサポートしてくれる仲間がいて(←5巻参照)、監督がいてくれます。
ちょくちょく出てくるけど、翔太たちの監督って本当に名監督ですよ。

  • 大和&ハル襲来

5巻のときの感想にも書きましたが、大和とハルって別漫画の主人公でした。
まさかスマッシュという漫画の中でここまで食い込んでくるとは思ってもいませんでしたよ。
というわけで、現在富山の高校に通っている大和たちが翔太のところまで来ました。しかも自転車で。
結局、急にきて試合して飯食って帰っていきました。
そういえば大和もハルも「やまとの羽根」では飯食ってばっかりだったような・・・・。
人はそんなに変わらないってことね。


しかし、大和やハルが来てくれたおかげで色々なものが動きましたね。
翔太と亜南からすればダブルスを2人でやろうと決意めいたものを持たせましたし、
美羽にはバドを楽しむ心を取り戻させました。
翔太、亜南、大和、ハル・・・・この4人がきっとこのスマッシュ!の今後を盛り上げてくれるに違いありません。

  • 亜南と美和の微妙な関係

大和が美羽にちょっかい出すから亜南が・・・・。
「オレのこと好きか?」
言うねぇ、言うねぇ。さすがは亜南。
大会の時に美羽を抱きしめたこともあったりと、意外と亜南って積極的なんですよね。
俺としてはこの2人はお似合いだと思います。はよくっつけ。


ちなみに亜南兄がこの後出てきて、翔太に亜南をよろしくと言います。
意外とこのシーンがいいんですよね。
あそこまで照れる亜南が見れるとは思いませんでしたよ。


亜南にとっては翔太と美羽の出会いって大きかったと言えます。

  • さよなら優飛

翔太もこれからって時に優飛が大阪へ行くことになりました。
強いって難しいですね。
お別れ前ってことでやたらと翔太と優飛がいちゃついているのが鼻につきますが・・・。
恋人として、バドのプレーヤーとして難しいお話だったと思います。
よくよく考えると、優飛が今バドをできるのってほとんど翔太のおかげなんですよね。
その翔太から離れて優飛が大丈夫なのかが心配。
こうなってくると、翔太のほうから優飛に近づかないといけません。頑張れ翔太。先はすごく長いぞ。


優飛が出発するという時に、実は亜南が気を利かせてくれています。
本当にいい友人ですよ。
もしかして、お礼に美和との仲をどうにか・・・なんて考えているわけないか。
亜南に関してはそんなことありえないですね。



問題はこの話の後から全くと言っていいほど優飛が出てこないんですよ。
本当に優飛分が足りないです。
7巻が恐ろしい・・・・。





あと、この6巻には優飛の声が出なくなったお話がついています。いわゆる0話目ですね。
元々は読みきりだったんですけど・・・・、とても辛いお話でした。
両親の事故を自分が引き起こしたんだという重圧から声が出なくなり、バドが怖くなっていました。
そんな優飛も翔太に会ってバドを楽しめるようになってきました。
この後、声も出てくれればいいんですけどね〜。
まぁ、逆にそれだけ重要な翔太だからこそ離ればなれになるのは辛そうです。


ちなみに優飛が「いけない ミスっちゃった」と言いながら頭をポカっとするコマは最強。





それと、前も書きましたがスマッシュ!のスポーツバッグをくれてありがとうございます。
有効活用させていただいています。