感想

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)

ゆるめいつ(1) (バンブー・コミックス)

何だこれ・・・。ゆるすぎるだろ。
タイトル通りゆるい人たちのお話でした。


無人販売所で野菜も売っているような東京のどこかにある街のアパート「メゾン・ド・ウィッシュ」でのお話。
ちなみにオンボロアパートです。
このアパートに予備校のために上京してきた主人公・相田ゆるめとその他の浪人生がゆる〜く生活しています。
ちなみに、このアパートに住んだ予備校生は一人も大学に受かってないそうです。


・・・・そりゃあんな生活してればな。
こいつら全く勉強しいてない・・・というか、むしろ予備校にすら行ってねぇ!?
2巻あたりにはきっと受験の話が出てきたりするんでしょうが、ダメそうだなぁ・・・。
親の金を食いつぶしやがって・・・。


で、ゆるめの他のメンバーですが。
メガネなお隣さんの川野サエ。ちなみにダメ人間。
謎が多く、計算されたボケをかます田中くみ。ちなみにダメ人間。
3人からかなりハブられる唯一の男、松吉。ちなみにダメ人間。


まぁ、ダメ人間ばかりではありますが、とても楽しそうなんですよね。
どういう境遇でも、どういう環境でもそれなりに楽しければいっか!!と思わせてくれます。
その代わり、やる気も多分に削がれるのでご注意を。


くみちゃんくらいのボケをかませる相手が欲しい・・・。






日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)

日常 1 (角川コミックス・エース 181-1)

不思議・・・・。というかシュールすぎる。
あぁ・・・、どう感想を書けばいいのやら。


こういう絵でギャグ漫画って、あずまんが苺ましまろ的な感想になるんですよね〜。
できるだけそういう形にしたくはない・・・というか、自分としては好ましくないんですよ。
しかし、この漫画はそのどちらとも違うような気がしました。(←あくまで個人の意見
というのもギャグが強い強い。正直、うすた色の方が強いかも。



キャラ的にはメインで3人。元気キャラ、普通キャラ(常識人?)、無口キャラです。
あと、何故かゼンマイつきのロボとそれを作った博士がいるんですが、そいつらの設定はほとんど使わない。
そういえばいたっけ?程度な扱いです。
それと、脇キャラですが地味に校長と大福フェアのおっさんがいい味出しています。


ギャグ漫画として面白かったです。
まぁ、それでもギャグ漫画って人を選ぶと思うので、面白いと思うかは人それぞれってことで。
というか、どこが日常なのだろうか・・・・。





宙のまにまに(3) (アフタヌーンKC)

宙のまにまに(3) (アフタヌーンKC)

やばい・・・。3巻は本気で面白かった。
1巻も2巻も読んだ後に「星が見たくなる」思いで一杯になりました。
しかし、ベランダから男一人で夜空を眺めていたら通報されそうなのでしません。
そんなわけで、3巻も自粛します。


3巻は学園祭と高天ネットの2つに分けられます。
まず、学園祭の方のですが、読んでいてとても楽しかったです。
もちろん大八木が若者らしく悩んでいたところも見所ではありましたが、学園祭自体がとても楽しそうでした。
自分にもこういう時代があったな〜と思いつつも、こんなに楽しそうにしてなかったかもと思ってみたり。
大学なんかでも学園祭に係わってたりしてますが、一人一人がこんなに楽しそうな感じはないんですよ。
あぁ・・・。もしかしたらこんな学園祭をつくってみたかったのかも。
数少ない時間で、目一杯できる限り頑張りつくすところ・・・。青春っていいなぁ〜(遠い目)


後半は高天ネット(高校天文ネットワークの略称)。
上記の学園祭で美星たちがやったプラネタリウムの成果が認められて招待されました。
最初どうしてビデオレターなの!?と驚きましたが・・・。(←全く話に関係ないです
学園祭では学生が仲間と楽しむ喜びみたいなものが見れました。
この高天ネットでは「星が好きだ」という人たちが集まり、
何かに熱中することに対しての楽しみ方、それぞれの出会い・・その他諸々が見れました。
それでも一番感じたのは、星っていいもんだな〜ということでしょうか。
もし、昔から星が好きでこういった集まりがあったらきっと・・・と思うのは歳のせいかも?



まぁ、話の流れに関係ないですが、この漫画の女の子ってやたら可愛くて困る。
元々姫派ではありますが、江戸川妹のみくちゃんや近江タンも良かった。
特に近江タンの真っ直ぐな瞳が・・・・。




表紙裏にはいつも通り星座のことが色々書かれてました。便利なんですが、いつ使えるやら・・・。
今回でもう秋まできました。次巻で冬の星座という事は・・・?
そういうことで4巻も楽しみです。何度も言いますが、3巻は良かったよ。